渡輪夜眺九龍作(2022)
《渡輪夜眺九龍作》 兆浚
昨夜渡輪窮目遠 尖沙燈岸照爐峰
滄桑百歲如潮變 海角星然夜九龍
兆浚《渡輪夜眺九龍作》詩序:
夜渡尖沙咀,舟行風定,燈火浮天。倚舷南望,爐峰山影沉入暮靄,九龍岸線星芒萬點。百年津渡,昔為漁火疏明,今成琉璃不夜。潮來潮去,舟楫往還,當時渡客與今宵遊人,共此一灣明月。滄桑幾度,江山不改,乃知物換星移之速,不若海天無言之久。因記所感,以誌流光。丙午重題,兆浚識。
【訓読】
昨夜渡輪 目を窮めて遠く望めば
尖沙燈岸 爐峰を照らす
滄桑百歳 潮の如く變ず
海角星然 夜の九龍
夜、尖沙咀を渡る。舟行き風定まりて、燈火天に浮かぶ。舷に倚りて南を望めば、爐峰の山影、暮靄に沈みて、九龍の岸線、星芒萬點。百年の津渡、昔は漁火の疏明たりしが、今は琉璃の不夜と成る。潮來たり潮去る、舟楫往還す。當時の渡客と今宵の遊人、共に此の一灣の明月を同じうす。滄桑幾度、江山改まらず。乃ち知る、物換星移の速きは、海天無言の久しきに如かずと。因りて所感を記し、以て流光を誌す。丙午重題、兆浚識る。
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